「常識をわきまえて」と言っていた両親が変わった日。私がご両親とのコンサート帰りに気づいた、子育ての正解と幸せの解釈

こんにちは、川口菜生です。

昨日、両親を連れてコンサートに行ってきました。
群馬から宇都宮まで、車で片道約2時間。キャンドルライトの幻想的な光の中でバイオリン四重奏を聴く、とても素敵なコンサートです。

実は、ずっと東京の会場を狙っていたのですが、タイミングや気力が合わずなかなかチケットが取れなくて……。今回ポッと宇都宮での開催を見つけ、「母の日の翌週だし!」と思って両親を誘いました。

演奏は本当に素晴らしかったです。
「美しい音色に目を閉じて聴き入りたい!」
「でも、せっかくのキャンドルの光が綺麗だから、目を開けて見ていたい!」
そんな贅沢な葛藤と戦いながら(笑)、途中、目を閉じて浸ってしまった結果、心地いい眠気に襲われたりもしました。

でも、コンサートの素晴らしさはもちろんのこと、実は行き帰りの車の中での「気づき」こそが、今日みなさんにお話ししたい大切なことなのです。

「常識をわきまえて」と言っていた、親の言葉が変わった

両親とこんなに長い時間を一緒に過ごすのは、本当に久しぶりのことでした。
車を走らせていると、私が本を出してから、両親の私への言葉が明らかに変わっていることに気づいたのです。

母が言いました。
「なおちゃんのさ、行きたいって思ったらすぐ行動するところ、本当にすごいと思う。私には絶対できないもん」

父が言いました。
「誰に似たんだか、すごい行動力だよな」(いや、確実に両親ではないですけれど。笑)

以前の二人からは、こんな言葉は出てきませんでした。
「事実が伴っていない」「ちゃんと生活の基盤を作ってからやりなさい」「常識をわきまえてほしい」

もっともな正論ではあるのですが、そんな、両親の世代らしい世間一般的な言葉をたくさんもらってきました。私はずっと「自分の生きる道を貫きたい」と主張し続けていたので、最初は両親も戸惑っていたのだと思います。

でも、世間の目に負けず、自分の道を貫き通していたら、親の言葉がこんなにも変わるんだということを、身をもって実感させられました。

正解の子育てなんて、どこにもない

車の中で、お母さんが嬉しそうにこんな話もしてくれました。

「なおちゃんの中学の同級生に会ったらね、『本読みました、なおちゃんすごいですね』って言われたよ」

これって、お金を稼いでいるからすごいとか、大成功しているから認められたわけではないと思うのです。
「自分の思いを貫いて生きること」、それが一つの立派な生き方なんだと、ようやく両親に分かってもらえた気がして嬉しかったです。

同時に、思いました。
世間体を重んじる両親が、両親なりの子育てをしてくれたおかげで、今の私はこうして誰かに発信できているんだ、と。

もし、私が両親の言う通りの「型にはまった生き方」をそのまましていたら、私は自分の言葉を持つこともなく、誰にも何も発信していなかったはずです。
だから結局、あの厳しかった両親による、両親なりの子育てが、私にとっての「大正解」だったのです。

子どもに望むことは、ただ笑って生きてくれること

いま、私自身が子を持つ親として思うことは、子どもたちにはただ好きに生きて、笑って生きてほしいということです。

親である私のために、何もしてくれなくていい。
ただ自分の可能性に制限をかけることなく、やりたいことを思いっきりやってほしいのです。

私みたいな、枠に囚われない親のもとで育つと、子どもの中にある「制限のタガ」が外れて、何でもとりあえずやってみる子になるんじゃないかなと思っています。もしくは、思いっきりの反面教師になるか(笑)。

どちらにしても、子ども自身が「いま、幸せだな」と思えるなら、それが親にとっての最大の幸せです。

昨日の余韻を、今日こうして言葉にしてみたら、改めてたくさんのギフトに気づけました。本当は昨夜のうちにブログを書こうと思っていたのですが、一夜明けてから振り返る方が、かえって意味を深く掘り下げられることもありますね。

人生、何でもかんでも「正解」にしてしまえばいいのです。
自分の都合のいいようにハッピーに解釈して生きることこそが、一番の幸せへの近道ですよ。

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