こんにちは、川口菜生です。
先日、娘とカラオケに行ってきました。
がっつり歌って、他愛もない話をたくさんして。
その最中に、ふと思ったのです。
「あ、幸せって、意外と『暇な時(余白がある時)』に感じるものだな」って。
グッと一歩引いた瞬間に、幸せは見えてくる
「あぁ、幸せだな……」って心の底から感じる瞬間って、
決まってその状況を客観視している時なんですよね。
渦中にのめり込んでいる時ではなく、グッと一歩引いて、
その空間全体がまるで一つの映像として見えているような感覚。
そこには、何か特別なイベントが起きているわけではありません。
ただただ、目の前にある時間を、静かにちゃんと味わっている瞬間です。
こういう幸せの感じ方ができるようになったのって、実は私自身、最近のことだなと思います。
何百万もらっても手放したくない、娘との時間
娘と過ごす時間は、私にとっては「何百万円あげる」と言われても絶対に手放したくない、
何よりも尊いものです。
その日は娘を迎えに行って、一緒に大好きなマーラータンを食べて帰ってきました。
すると、家に帰った娘から「ママ、頭洗って」と言われたのです。
娘はもう、高校1年生。
こうして娘から甘えてもらえること、頭を洗ってあげられることって、
これからの人生であと何回あるでしょうか。
その一言だって、その時間だって、私にとってはものすごく愛おしくて幸せなことなのです。
息子はもう東京に行ってしまっているし、娘だってあっという間に大きくなって、
自分の世界へはばたいていくはずです。
こういう愛おしい時間は永遠ではないからこそ、
今いてあげられる時は、全力でそばにいたいなと思います。
幸せは、ずっと「まだ見ぬ未来」にあると思っていた
昔の私は、幸せというものは「まだ見ぬ未来」にあると思っていました。
- もっとお金があったら。
- もっと自由な時間があったら。
- もっと自分の理想通りの状況になったら。
その条件が揃った時に初めて、自分は幸せになれるんだと思い込んでいたり。
でも、違いました。
友達と他愛もないことで爆笑している時。
サロンのお客様がふっと嬉しそうな笑顔になった瞬間。
大好きなコーヒーにソフトクリームを入れて、美味しく食べている時。
肌に触れる季節の風が「気持ちいいな」と感じる時。
夜空を見上げて「今日の月は綺麗だな」と思う時。
幸せって、遠い未来なんかではなく、そういう何気ない日常の瞬間に最初からあったのですね。
私たちは幸せを「見つける」のは得意だけど……
人って、幸せを「見つける」ことは意外と得意なんです。
「あ、ここにも小さな幸せがある」って、頭で気づくことはみんなできる。
でも、その場所にどっぷりと浸かって「味わいきる」のは、意外と苦手だったりします。
何かを手に入れた瞬間に一瞬だけ嬉しくなって、すぐに「じゃあ次はこれ!」と、
また新しい別の幸せを探し始めてしまう。
未来に追いかける幸せは、手に入れた一瞬だけキラリと輝いて、すぐに霞んでいってしまいます。
でも、いま目の前にある幸せは、その時その時でどこまでも深く、味わいきることができるものなのです。
幸せに気づくために必要な「余白」の存在
幸せって、向こうからドラマチックに走ってやってくるものではありません。
実は、あなたのすぐ隣にちょこんと座って、「ねえ、早く気づいて?」って待っているものなのです。
でも、その存在に気づくためには、心に「余白」が必要です。
がむしゃらに忙しく走り続けている時は、すぐ目の前にある大切な幸せが、
どうしても見えにくくなってしまいます。
暇な時間。
余白のある時間。
ただぼーっと過ごせる時間。
そういう静かな時間の中にこそ、幸せはそっと隠れています。
もし今、あなたが何かに追われていたり、焦りを感じていたりするなら。
ほんの少しだけ立ち止まって、夜空の月を見上げてみるとか。
自分のために大好きな飲み物を淹れてみるとか。
クスクス笑えるくだらない動画を見てみるとか。
そんな、小さなことでいいのです。
幸せは、いつでもあなたのすぐそばに寄り添っていますよ。
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