これはまぎれもなく私自身の話
人は、脆い生き物。
不安や恐れに苛まれたとき
自己嫌悪に陥ったり
希望を見いだせなくなり
とことん落ち込んでしまう。
人の心理や、脳の働きを学び、こころの状態を穏やかに保つ方法を知っているはずのセラピストの私でも、日々の生活でさまざまな負担や、自分の意志で解決できない問題が重なったりすると、こういった状態になってしまうことがあります。
マルチタスクが当たり前の世の中で、これをしながらあれをする。ひとつの事を行いながら他の事もたくさん考える、ということが日常化すると、効率的に見えても脳に悪影響を及ぼし、心身のバランスを崩す場合もあります。
マインドフルネスを勧める私自身が、意識を『今ここ』に向けられなくなり、先のことやとらわれている固定概念に占領され、前向きな一歩を踏み出すことができない状態になってしまう…
落ち込むきっかけは些細なこと。
元に戻るきっかけもほんの些細な一歩だったりします。
でも、それが分かっていても、それすらもできなくなるから怖いんです。
そんな時に救いになるのが「思いを吐き出せる存在」。
それは人かもしれないですし、紙やSNSかもしれない。
心の内を吐き出すことは、わたしたちが思っている以上に大事なことなんですね。
どうか、自分の中のSOSを見逃さないでほしいと思います。
大丈夫に見えて、大丈夫じゃない。実は本当の自分はすごくギリギリのところでもがいているのかもしれません。
本当に、心から、心が壊れてしまう前に力になりたい。現に私も同じです。
だからこそ強くそう思います。
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