景色というのは不思議なもので、
その色彩は見る人の心の状態と連動しているかのよう。
経験したことがある人には深い共感を得られると思うけど、
心が吹きっさらしの風に吹かれて、カラカラに乾いてしまうと、
周りの景色は彩度を失っていく。
グレーの世界に生きることになってしまう。
反対に、心が温かい日差しに照らされて潤いを保っているならば、
景色は一層色彩を増して、
ハッキリクッキリと、
見る者の目にその輪郭は鮮明に映し出される。
わたしたちは同じ景色を見ていても、
映っている景色はみんなそれぞれ。
そのことを忘れてはいけないと思う。
未来は何となくやってくるものではない。
未来は今と地続きで、明日は確実に今の自分がつくっている。
わたしたちは「今」しか生きられない。
今がすべての起点だから、
明日をもっと明るくしたいなら、
今、行動をする。
今、を丁寧に生きるしかない。
「今」が途切れるその時まで、
一所懸命に今と向き合っていくのが、
ウェルビーイングな人生をつくる秘訣ではないかと思う。
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