他人と過去は変えられない。自分と未来は変えられる
これはエリック・バーンの言葉です。
とっても共感した私のモットーのひとつなので引用させていただきました。
もし現状に何か不満があったり、何か不快な事態に直面した時に
他人に焦点をあてて考えてしまいがちです。
「あの時こうだったから」
「あの人がこうしたからこんな事になった」
「あの人のこういうとこが腹立つ」
社会を生きる上で他人との関わりを断つことはなかなか難しいことであり実際完全に独りで生きていくことはそうそうできません。
また、人はあらゆる出来事を過去の出来事の記憶や経験の習得によって得た経験値を元に無意識に判断し行動するものです。
消したいような苦しい記憶でさえも意識下に根付いてトラウマとして悩み続けるということもあるでしょう。
でもこの言葉通り、『他人と過去は変えられない』…となると意識の先を他人ではなく自分に向ける、例えば職場などで、挨拶もせず愛想の良くない人がいるとします。または人の悪口ばかり言う人がいたりしたら、当然いい気はしないですよね?でもそれでこちらが不快になるのは相手に焦点を置いているからです。
そりゃいい気はしません。でも相手に「なんでこうしないんだろう」と求めるのではなく自分が解釈を変えればいいのです。返って来ても来なくても関係なく自分は自分、挨拶をし続ける。「さて、今日は挨拶届くかな?・・・ダメかぁー(笑)残念!また明日チャレンジだ!」くらいの気持ちで返ってこなくてもいちいち不快にならないように考え方を変えてみるんです。
または期待はせず自分の中で相手はどうあれ私はこうする!と決めてしまう。自分に矢印を、意識の矛先を向けるのです。
過去は変えられないけど未来は変えられる…これもまさにそのまま、昨日できなかったことはもう昨日までの自分、過ぎたことは気にせず明日以降の未来は自分の行動ひとつでいくらでも変えられます。
と口で言うのは簡単だけどそうできないから悩んでるんじゃん…と思うかもしれません。
そんな時はその過去に縛られてる事を自分の中で認めるだけでもいいです。嫌な過去の出来事や昨日起きた嫌なことを『自分はこの事が嫌だったんだ。苦しい原因はこれなんだ』と認識すること。話せることであれば誰かに話してみるとか、紙に書き出してみるのも効果的です。
大きな変化をすぐに求めなくてもいいのです。たった1秒先の自分は未来の自分です。ほんの少しの行動の変化で未来は刻々と変わりますよ!
コメント