どこの芝も青い?
ついつい人と比べてしまうことって日常生活でありますよね。
それは全然悪い事ではないですが、周りと比べて「自分なんて・・・」と卑下してしまったり、ちょっと落ち込んでしまったり、というのはもったいない気がします。
大切なのは今のそのままの自分を受け止めること。
隣の芝が青く見えることは、誰にでもあることだと思います。でも、あなたが青く見えるその芝の家主さんは、あなたの庭の芝が青く見えている。何年も経ってから当時のことを話してみたら「そうだったの!」ということは、みなさん経験があるのではないでしょうか。
誰にでも人から青く見える芝が絶対あります。あなたも絶対ステキなところがあるんです。そして『幸せの形』は人それぞれ違います。
自分だけに意識を向ける
ヨガでも、『周りの人と比べない』という考え方が基本にあります。
ポーズができる、できない、よりも今の自分の体の状態を知って
『私ってここ硬いんだなー』
『この動き気持ちがいいなぁー』
『今日の自分はなんだかソワソワしてるなぁ』
と自分の体や内面にだけ集中して自分軸で感じ取ることが大切です。
いつも外に目を向けて気を張っていなければならない事が多い日常だからこそ、
自分のココロやカラダのご機嫌をうかがいながら、自分だけに意識を向けていられる時間を意識的に作ってほしいと思います。
負の気持ちのほとんどは、他の人と比べてしまったり周りの人の影響によって生まれる感情です。わたしはヨガを学ぶようになって、周囲を気にしないのではなく、『人は人、自分は自分』と切り離して受け止めるようになりました。
『自分軸で物事を捉える』ことは『自分勝手』『自己中』とは違います。
物事を自分に好都合なように捉え、穏やかな気持ちを維持することで気持ちに余裕を持ち、周りにも優しい気持ちで接することが、『自分軸』ということです。
ここにいらした皆様が、ヨガや瞑想、その他のことでも、自分のことに集中できる時間を持ち、肩の荷を降ろして『自分軸の幸せ』を見出してもらえれば、わたしも嬉しく思います。
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