瞑想が認知症予防に効果があるという科学的データが集められているようです。
その一つである、インドの科学技術省が支援した「ヨガと瞑想の科学と技術プログラム」という研究についてシェアしたいと思います。
その内容を簡単に説明すると以下のようなもの。
〝 軽度の認知障害がある人のうち、「45歳から70歳」「これまで瞑想やマインドフルネスを実践したことがない人」などの条件に当てはまる48人を集めた。この人たちを瞑想グループと瞑想ではない別のアクティビティを行うグループに分け、瞑想グループは「全身リラクゼーション」「平穏なイメージを視覚化する瞑想」「呼吸に注意を払う瞑想」「思考に注意を払う瞑想」の4種類を行い、瞑想ではないアクティビティを課されたグループは、毎日30分間、塗り絵をするよう指示した。
各実験参加者は半年間にわたり自宅で毎日それぞれのアクティビティを続けた結果、1日30分間の瞑想を半年間続けた瞑想グループは、脳の構造に好ましい変化が起きたことが明らかになった。とりわけ集中力や、目標に向けた意思決定を司る左前頭前野での好転が顕著だった ″
人生100年時代と言われる今、社会保障に不安を感じる現代を明るく前向きに生きていくには、『運動と瞑想を生活の中に上手に取り入れて健康を維持していくこと』がスタンダードなライフスタイルになっていくのかもしれません。
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