わたしも元気が出ないときがあります
何となく気持ちが上向かない、元気が出ないという方へ。
こういう状態は誰にでもあることです。もちろんわたしにもあります。そんな時、ほんの少しだけ前を向く、その第一歩を踏み出すために、わたしがあみ出した、わたしなりの『こころの置き所』を紹介します。参考にしていただけたら幸いです。
満たされていることに感謝する
ヨガ哲学で心のあり方を説いたものに、サントーシャ『足るを知る』という考え方があります。中国の思想家、老子も同じことを説いています。その他、多くの聖人、賢人が『今あるものに目を向け、満たされていることに感謝する』ことの大切さを説いてきました。
では、どうすれば足るを知ることが出来るのでしょうか。
わたしたちは、望まずとも次から次へと新しい物や情報が現れては消えていく社会で生きています。十分に便利な世の中で生きているにも関わらず、多くの人が足りている実感を持てないまま生活をしているのではないでしょうか。
わたし自身もまた、家事や仕事、それ以外の雑務に追われる生活が続くと、在るものに対しての感謝を忘れてしまいがちです。
自分のゼロポイント
わたしは、自分のゼロの状態(あるがままで全て充ちている)を見失いそうになると、人間が作ったものから、自然が生み出したものへと意識を移すようにしています。
動物や昆虫たち、植物や石や土。
彼らは、『今ここ』だけが全てであって、きっと過去を悔いたり未来を憂いたりはしない。
空腹や渇水のときにあっても、ただ今ここに全力で在り続けているように思えるのです。
あるがままの自然に身を投げ、あるがままの自分と向き合う。
寝転がって空を見上げれば
あれこれ考えなくとも、いつの間にか満たされた気持ちになっています。
これがわたしの気持ちの切り替え方です。
わたし自身が満たされていることが大切。
そうでなければ、誰かのこころを満たすことは難しいですから。
コメント