多くの方が同じように感じています
精神科や心療内科を受診すると、「病名を付けられそうでこわい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。実際に『カウンセリングに関する意識調査では』[カウンセリングに抵抗感がある]と答えた人のうち、半数以上が[周囲の目が気になる、自分を弱いとは思いたくない、自分に病名がつきそう]という理由を挙げています。そういった理由で行動へ移せない方は意外と多くおられます。
知識や情報の扱い方
以下は、あくまでもわたし個人の考えでして、普遍的な正解というわけではありませんので、それを踏まえてお読みいただければと思います。
どんなご職業の方にも、専門知識や専門技術が必要だと思います。それはセラピストも同じです。知識や情報は常に更新していくべきものだと思っています。
ですが、わたしがクライアントと向き合うとき、一番大切にしていることは知識の枠にはめて考えないということです。
瞑にいらっしゃるお客さまはお一人おひとりが、抱えているお悩みも、話したい内容も、希望される施術もそれぞれ違います。
みなさん全く違う人生を生きて、違う経験、違う悲しみや喜びを経て、ようやく今にたどり着いています。
この世に一つしかない人生を、分類や診断で枠にはめてしまっては、本当に見るべきもの、聴くべき声を逃してしまうような気がしてしまうのです。
わたしにとって、知識や情報はお守りみたいなものです。
セラピストとして最も大切なことは、「信頼してもらうこと」です。
「この人なら話してみる価値があるかもしれない」と思ってもらうことです。
いかにして信頼を得るのか
その信頼をわたしが得るには、掛け値なしの自分自身で向き合うしかない。
掛け値なしの自分に価値を感じていただくには、人としてどう生きるかを問い続け
人間性を磨き続けるしかないと思うのです。
人間性を磨くとは、口で言うほど簡単なことではないですね。
それでも、昨日より今日、今日より明日、ほんの少しでいいから成熟しようと思案する。
その姿勢の中に、信頼に値する何かが形成されていくような、
そんな気がしています。
ほんの少しでも、わたしに話をしてみようと思っていただいたら、LINE、お問合わせフォーム、お電話の何れからでも大丈夫ですので、お気軽に連絡いただけたら嬉しく思います。
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