四辻の斎嘉 音浴イベントを終えて

11月1日、『四辻の齋嘉』(よつじのさいか)の2階の和室にて、リラックスヨガと音浴ヒーリングのイベントを行いました。

“二間の窓を開放すると、眼下に広がるのは低い民家と薄明り、背景にはなだらかなラインを醸し出す山々と、それを静かに照らす朧月。
肌にひんやりとしみいる夜風があり、耳には秋の虫の声が届けられる。
この季節ならではの景観は、日本人はもちろん、海外の方をも魅了する古き良き日本の風情が満ちていて、趣のある空間は、日常から離れた贅沢さを感じられました。“

そんな特別な空間で、ご参加いただいたお客さまには、ここちよい身体の弛緩やシンギングボウルの深くのびやかな波動が、身体の芯まで響き渡っていく感覚に浸っていただけたのではないかと思います。

この日、巡り合わせやご縁というものに、改めて感慨を感じる出来事がありました。
イベント前日にキャンセルが出たため、再募集をかけたところ、当日の朝に『まだ空いていますか?』というお問い合わせをいただき、そのお客様にご参加いただくことになりました。

お話を伺うと、その方は某病院に勤務しており、感受性の高さから心身ともに疲れが溜まってしまい、その日の朝は動くことができずにやむなく仕事をお休みしたとのことでした。静養しながらたまたま見ていたインスタで当イベントを知って、駆け込みで参加してくださったそうです。

イベント終了後、彼女は『すっかり体が軽くなって浄化されました!ホント助かりました〜』とおっしゃってくれました。

いろいろな偶然が重なり合い、必要な人に必要なタイミングで届けることができて、わたしもとても嬉しく思いました。

お客さまと接する中で、こういったことは少なくありません。

『たまたま』、『ちょうどいいタイミングで』という言葉を聞くたびに、ご縁というのは偶然のようで必然的に繋がるものなのかと思わずにはいられません。

わたしは、人生に起きる出来事に、一つとして無駄なことはないと思っています。

時間というのは限りあるものです。
お客さまの大切な時間とお金を遣って足を運んでいただくわけですから、「参加してよかった、心地良かった」と感じていただけるために尽力していきたいと、改めてそう実感した夜でした。

わたしにとっても、特別な夜となりました。ありがとうございました。

四辻の斎嘉

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