ひとの価値は何で決まるのでしょうか。
知識、耐力、判断力、運動神経、容姿・・・
判断基準を挙げれば幾つも出てきます。でも、わたしはこう思います。
「最後は自分自身で決めている」
ひとは生まれたとき、万能感を持ってこの世界にやってくるそうです。
何でもできる、自分は愛されている、そんな自尊心を持ちながら。
しかし、物心がついてくると、次第に万能感は消え、現実の壁に直面しながら自我とのバランスを探っていくようになります。
この過程で、自分の価値を高いまま維持できるひともいれば、残念ながらものすごく低く設定してしまうひともいます。
どちらにしても、要因が何であれ、最終的に自分の価値を決めているのは自分自身です。
どんなに褒められたとしても、自分が受け入れなければ価値は低いまま。
反対に、どんなにけなされても、自分が受け入れなければ価値は下がりません。
あなたの価値はあなた次第で決められます。
では、どうしたら自分の価値を信じられるか。
これは、小さな努力、小さな成功体験の積み重ねしかないように思います。
ご自分が越えられる範囲の小さなチャレンジ。
例えば、1日のうち必ず1人は挨拶をするとか。1日1回ゴミを拾うとか。
そんなことでいいんです。
昨日より今日、今日より明日、ほんの少しだけ自分が好きになれればいい。
積み重ねていけば、いつか必ずご自分の価値を信じられるようになるはずです。
わたしたちの仕事は、お客さまがご自身の価値を信じられるようサポートしていくことだと思っています。時として、わたし自身もそうですが、自分の価値を信じられなくなってしまうことがあります。そんなときは無理をせず信頼できる相手を頼ります。もし、気軽に話せる相手が周りにいなければ、わたしのような職業を利用するのも一つの方法だと思います。
世の中の優しさ
世の中に、否定的な表現は溢れています。
誰かのあらを探したり、中傷するような報道も溢れています。
でもその反面、意識を向ければ、いたる所に優しさが溢れています。
ひとがいる場所に必ず思いやりは存在します。
何よりご自分のために、優しい方へ意識を向けてください。
最後にご自分の価値を決めるのは、必ず あなた自身です。
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